【スポンサードリンク】

近年、社会問題になるケースも増えている空き家。今にも崩れそうな空き家もあって、とても危険な場所もあります。

そのような危険な空き家に対して、自治体は何らかの対策を講じているのでしょうか?

また、危険でなくても誰も住んでいない空き家を上手に活用する方法はないのでしょうか?

近所に空き家がある方も少なくないですよね。



そこで、空き家の活用方法、危険な空き家に対する有効な対策について解説していきます。

もし誰も住んでいない空き家を見つけた時には、ここで解説した対策や活用方法を知っておけば千載一遇のチャンスになるかも知れませんよ!


【空き家はどれくらいある?】


IMG_0238 [173264]

さて、空き家と一口に言いますが、ボロボロで誰も住めそうにない空き家もあれば、誰かが住んでいても変じゃないような空き家まで様々です。

すぐに入居できそうな空き家は、きっと賃貸物件として登録されていると思いますが、ボロボロの空き家はさすがに賃貸物件にはならないかも知れません。

そんな空き家が、日本にはどれくらいあると思いますか?

総務省が出した概算データによれば、820万戸という数の空き家が存在しているとのことです。

これを全ての住宅数と比較すると、空き家の割合は「13.5%」になります。7、8軒に1軒は空き家という感じです。

ですから、自宅周辺を見れば、そこに必ず空き家があるというように思っておけば良いでしょう。

これだけの数があれば、何らかの活用方法を考えないと勿体ないですよね。

それに、もしも危険な空き家があれば、早急に対策を講じないと自分が巻き込まれるかも知れないと感じますよね。

それだけ、空き家に対する対策や活用方法というのは差し迫った問題なのです。


【何の対策もしないのは?】


人が住めそうな空き家があるのは、まだ理由が分かります。ですが、ボロボロになった空き家があるのはどうしてでしょうか?

実は、そこには「固定資産税」の問題があると言えます。

住宅用の土地があり、そこに家が建っていると、固定資産税は軽減されます。

住宅があることで、敷地に対する固定資産税が「6分の1」になります。ですから、誰も住んでいなくても空き家をそのままにしておくことが常識でした。

ですが、空き家は活用されなければ、すぐに朽ちてしまいます。

台風などで、瓦や窓ガラスが飛散する恐れもありますし、突風や雪などにより倒壊する恐れもあります。

また、捨てられたゴミによって不衛生な状況にもなるため、放置するのは危険な行為と言えます。

そこで、今では「空き家対策特別措置法」が施行されました。

この法律により、老朽化や倒壊の恐れがある空き家などは、固定資産税の優遇措置が受けられないようになりました。

さらに、撤去や補修工事などを適切に行うように自治体から指導できるようにもなっていますし、最終的には行政代執行も行えるため、空き家の危険性は低くなりつつあると言えます。

それでも、対策が十分とは言えず、活用されていない空き家が全てなくなった訳でもありません。

ですから、空き家の活用方法については、さらなる対策が求められています。


【空き家を民泊に活用する】


IMG_9017 [173265]

空き家の活用方法としては、特に注目されているのが「民泊」に活用する方法です。

海外のみならず、旅行者が泊まるためのホテルなどが収容人数の上限を迎えている現状もあり、空き家を改築して民泊できる施設にしようという動きが全国的にも広がり始めています。

確かに民泊の施設にすれば、ホテルなどに泊まれない人の受け皿になれるので、かなり有効な空き家の活用方法と言えます。ですが、民泊については問題も山積しています。

例えば、近隣住民からの苦情もありますし、マナーの問題もあります。

ですから、簡単に民泊施設にすれば良いという訳にもいかないのです。

そのため、不動産業者などが空き家の買取を行い、そこから民泊を推し進めている業者によって民泊施設にするという方法が取られています。

ですが、それも十分な対策とは言えません。

観光地に近い場所では民泊施設への変更も進みつつありますが、観光地でもない場所では放置された空き家がある現状は変わりないと言えます。


【田舎の空き家は活用されている?】


意外な印象があるかも知れませんが、田舎にある空き家の方が活用されている傾向にあります。

中でも「移住者に空き家を活用させる」という方法は、かなり有効な対策です。

例えば、移住したい方がいても、そこで暮らせるかどうかは分かりませんよね。

そこで、空き家に試しに住んでもらい、暮らせるようであれば、そのまま空き家を貸し出したり、売却したりして住んでもらうという形を取っているところが多くあります。

【スポンサードリンク】


中には、家や農地などをタダであげるので、移住してくださいというところもあります。

このような場合にも、空き家が活用されているケースが多いと言えます。

移住者が空き家に住むことで、地域にある空き家は減りますし、移住者も移住する費用を抑えることができます。

一石二鳥の活用方法ですが、それが成功しているのも移住先として魅力のある地域だけです。

しかも、移住者よりも地域を離れる方が多いために、空き家自体の数はあまり変化がないという地域もあります。

これも十分な対策とは言えないのかも知れませんね。


【空き家をリノベーション】


IMG_0432 [173266]

空き家をリノベーションして、様々な店舗にするという取り組みも進んでいます。

例えば、オシャレなカフェにしてみたり、古民家風の雑貨店にしたりするケースもあります。

確かにカフェなどはどのような土地でも一定の需要がありますが、それでも全ての空き家をリノベーションしても活用できるくらいの需要とは言えません。

また、雑貨店などでも同じです。その他の店舗にしても、全ての空き家を何かするというのは難しいでしょう。

そこで注目されているのが、空きスペースをレンタルする「マッチングサービス」です。

マッチングサービスを活用すると、期間限定の店舗を開くこともできますし、ちょっとしたイベントを行うこともできます。

活用と対策を同時に行える上、短期間だけレンタルすることができる点でも魅力的です。

夏季限定のカフェや店舗などをオープンすることもできるため、活用の幅は広がると考えられます。

ですが、このようなサービスは始まったばかりであり、全国的には十分ではないのが現状です。

需要はある程度見込めますが、そこにサービスを提供する企業が追いつけるかどうかが課題となっています。

また、空きスペースを利用する方に対しても、企業側から上手に活用してもらえるようなアドバイスが行えるかどうかも課題です。

それでも、企業間のマッチングサービスを手がけたり、近隣住民に対する配慮をしたりすることができるような企業もあるため、今後は成長が見込めると言えます。


【不動産業者も対策を講じている?】


IMG_3357 [162817]

実は不動産業者も空き家に対しては対策を講じています。それが「買取」です。

もちろん、不動産業者が取り扱うことで、賃貸物件としてある程度の需要が見込めることもあります。

その一方で、空き家の所有者は空き家を売却するかどうかを迫られることになります。

近隣にある空き家が不動産業者によって買取られて、新しいマンションや新築物件になっていけば、空き家の所有者が一方的に取り残される恐れもあります。

それを見越して、不動産業者は売却するように持ちかけています。

このような場合、一方的に買い叩かれてしまうこともあるため、空き家の所有者は注意が必要です。

それでも、空き家のままで残していても意味がなくなるよりは良いかも知れません。

不動産業者に売却すれば、それなりに新しい物件になって、誰かに活用されることになるはずですからね。

ですから、空き家を所有している方は、空き家の売却を不動産業者に持ちかけられても簡単に決めないようにしましょう。

空き家の売却には「一括査定サイト」などを活用しておけば、近隣の相場も分かります。

不動産業者の「空き家対策」という言葉には惑わされないようにしましょうね。


【まとめ】


空き家の活用方法については、様々なことが行われています。

危険な空き家に対しては、十分な対策を講じようとしている段階かも知れません。

それでも、現状では空き家がなくなったとは言えません。

現在でも危険な空き家が残されたままになっている地域もあります。

ですから、あなたが空き家を見つけた時には、それをビジネスチャンスと考えて、何らかの行動を起こすことも良いと思います。

ここで紹介したようなことが何かのヒントになれば良いと思います!

【スポンサードリンク】