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他人の不幸話を聞くと、なぜか笑う方がいますよね。


道徳的な観点から考えると、どうにも理解に苦しむ反応ですが、人間心理の面ではよくあることです。


他人の不幸は蜜の味とも言いますし、他人の不幸くらい面白くて興味のあることはないというのも満更分からなくはないでしょう。


では、どうして他人の不幸を喜んでしまうのでしょうか?


道徳的なことを言ってしまえば、他人の不幸は喜ぶべきではありません。


そんな風に他人の不幸を喜ぶ人の特徴には、男女を問わずに共通することがあります。


他人の不幸を笑う人の特徴を紹介しますので、人前で他人の不幸を喜ばないように気をつけましょうね。


脳科学で解明されている!?


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実は、脳科学の世界では「他人の不幸を喜ぶ人の特徴」が解明されているそうです。


ですが、実際の人間に共通する特徴ではなく、脳科学の分野で他人の不幸を喜ぶ時のメカニズムが徐々に解明されつつあるということです。


つまり、他人の不幸を喜んでいる時の脳の働きが分かってきたため、人が他人の不幸を喜ぶことは仕方ないこととも考えられるようになってきたのです。


人間の脳には「線条体」と呼ばれている部分がありますが、こちらは「ドーパミン」という物質を出すことでも知られています。


ドーパミンは別名「快楽物質」とも言われており、幸福感や快楽をもたらしてくれる物質です。


通常は、金銭的な報酬を得た時や美味しい物を食べた時などに放出されます。


ですが、他人の不幸を見聞きした時にも、この線条体が活発な活動をすることが分かってきました。


つまり、人間の脳回路には、元々他人の不幸を喜ぶようなシステムが備わっているとも考えられるのです。


その一方で、このような仕組みがあるのは、精神的に安定するためであるとも考えられており、その真偽は議論されているところです。


いずれにせよ、他人の不幸を喜ぶことは、脳科学的にも異常なことではないと考えられます。


ですから、他人の不幸を喜ぶ人がいても、その人が異常であるとは断言できないと言えるでしょう。


Schadenfreudeという言葉


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この「シャーデンフロイデ」はドイツ語ですが、辞書を見ると


「他人の不幸を喜ぶ気持ち」


と訳されています。既に脳科学の分野などでは、これについて研究する方がいるくらいに有名な事象ともなっています。


こちらの研究の中に、他人の不幸を喜ぶ人の特徴を理解するために役立つ情報があります。


その実験を紹介しましょう。


不正行為をした人に罰を与える実験をしたところ、罰を与えられた人物が不正な人間であっても、女性は共感する感情を持つことが分かったそうです。


もちろん、大きく共感する訳ではありませんが、そのような感情が芽生えるということです。


一方で、同じ状況でも男性の場合は、共感しないだけに留まらず、その状況に喜びを感じてしまっていたという研究結果が出たのです。


この研究から、他人の不幸を喜ぶ人の特徴を考える時には、女性よりも男性の方が喜ぶ傾向にあると判断できるでしょう。


ですが、見方を変えると、男性の方がそれだけ競争にさらされていると考えられます。


つまり、競争社会に生きているからこそ、自分の敵になるかも知れない人間が脱落していく(不幸になる)のを喜ぶと考えられます。


ある意味では、人間の嫉妬心がそうさせているとも言えそうですね。


かつての同級生の現状で……


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嫉妬に関する研究としては、昔の同級生の現状を見せた時の脳の活動を調査したという研究もあります。


この研究によれば、同級生の現状が幸せだった時には、多くの被験者が「痛み」「不安」を覚える傾向にあったと言います。


逆に同級生の現状が不幸だった時には、被験者の脳内では「快感領域」が活性化していたという結果でした。


この研究では、男女問わずに、ほぼ同様の結果であることが証明されています。


ですから、男性も女性も他人の不幸を喜ぶことはあると考えられます。


しかも、そのための脳回路が誰の脳内にもあり、シャーデンフロイデと呼ばれるような感情を持つことがあると証明されたとも言えます。


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問題の根底には何がある?


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ここまでの研究を見る限り、男女問わずに他人の不幸を喜ぶ人がいると考えられます。


一部の研究では男性の方がそのような傾向にあるとも思われますが、総合的に見れば、どちらか一方だけがそうであるとは言えないでしょう。


しかし、研究の結果から、共通する事柄も浮かび上がってきます。


それが「嫉妬」です。


同級生に関する実験では、明らかに嫉妬が引き金になっています。


しかも、人間の痛みや苦悩を司る脳の部位は「嫉妬」にも関連があるという研究結果もあります。


これらのことから考えても、他人の不幸を喜ぶ人の特徴では「嫉妬」が大きなウエイトを占めていると考えられます。

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他人の不幸を喜ぶ人の特徴とは?


他人の不幸を喜ぶ人の特徴を見ていくと、次のような共通点があります。


・自己至上主義

・負けず嫌い

・劣等感

・性悪


他にも様々なことがありますが、このくらいのことで考えてみましょう。


自己至上主義は、まさに自分が一番であることだけを考えています。


それだけに、誰かが落ちていく様子を喜んでしまう訳です。


他人が落ちれば、自分が一番に近くなるということでしょう。


負けず嫌いも、誰かに負けたくないから他人の不幸は喜ぶべきことになる訳です。


誰かがミスをすれば、自分が負けることはないと考えてしまいます。


その意味では、劣等感も同様でしょう。


劣等感を抱いているから、人の不幸を喜びますし、気分だけでも劣等感が癒されると感じるのでしょう。


このようなことを見ていくと、根底には「嫉妬」があると言えます。


自分が一番になるために、上にいる人間に嫉妬する。


負けたくないから、相手の能力に嫉妬する。


劣等感があるのは、相手の優れた部分に嫉妬しているから。


こう考えていけば、その嫉妬の裏返しが「他人の不幸を喜ぶ人の特徴」に現れていると言えそうです。


つまり、嫉妬心が強い人ほど、他人の不幸を喜ぶと思われます。


もう一度自分を振り返ろう


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嫉妬をすることも他人の不幸を喜ぶことも悪いこととは言えません。


むしろ、今の自分が辛い状況にあるため、その苦しみを緩和するために「他人もこういう不幸な状況にある」と知って、ある意味では安心しているとも考えられます。


ですから、他人の不幸を喜ぶ人の特徴としては「精神的に苦痛を抱えている」とも考えられるでしょう。


ですが、精神的に苦痛があっても、それで他人の不幸を喜ぶのはお門違いです。


誰かが不幸になっても、それで幸せになれる訳ではありませんよね。


しかも、不幸になったと思っていても、当の本人が不幸になったと感じているかどうかは分かりません。


ただの試練と考えているかも知れません。


そうすると、降りかかったことを試練と考えている人は、それを糧に成長します。


しかし、それを見て喜んでいるだけの人は、何も成長しません。


つまり、その差は開く一方です。


結局は、他人の不幸を喜んでいても自分が幸せになることはないですし、相手との差が埋まることもありません。


むしろ一方的に引き離されるだけでしょう。


ですから、他人の不幸を喜んでしまった時には、自分を見つめ直す機会と思うようにしたいですね。


そうすることで、きっと少しでも成長できますし、幸せになれると思いますよ。


そうすれば、他人の不幸を喜ぶ人の特徴からも抜け出せるでしょうね。


まとめ


他人の不幸を喜ぶのは、脳科学の分野を考えても異常なことではありません。


ですが、他人の不幸を喜んでいても何も変わりません。


他人の不幸を喜ぶ自分に気づいた時には、今の自分が何か苦痛を抱えていないか、振り返ってみるようにしたいですね。


幸せは誰かと比べて感じる物ではありません。


結局は、自分が幸せと感じられるかどうかですから!

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