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若い時にはあまり気にならなかったことが、ある時を境に気になり始めることがあります。


また、ある時に、ふと気づいてしまう場合もあります。


男性の残尿感も、そんなことの一つと言えます。


何でもなかったのに、何だか違和感があると思い始めて、やがてそれが残尿感と気づくのです。


そんな残尿感には、いくつかの原因があります。


特に男性の残尿感は、男性特有の原因があると言えます。


残尿感に悩んでいる方の中には、その原因を知らない方もいます。


そこで、残尿感の原因を知って、改善できるようにしましょう。

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【残尿感は、どんな感じなの?】


残尿感と言われても、どのような感じなのか、よく分かっていない方もいます。


そこで、まずは残尿感について、解説しましょう。


男性の多くは、若い時にはすぐに排尿ができます。


女性と違って、トイレに要する時間も圧倒的に短いです。


ですが、20代から30代になれば、少し時間がかかるようになってきます。


そして、中高年にもなれば、若い男性よりもかなり時間がかかるようになってきます。


このように排尿に時間がかかるのは、おしっこが出る時の勢いが弱くなっていくからです。


ですが、勢いを失っているだけでは残尿感はありません。


つまり、この時点では黄色信号くらいに考えていましょう。


もし、そのまま放っていたら、後に残尿感で困るようになるということですね。


さて、残尿感とは、一般に膀胱の中に尿が残っているような感覚がある状態を言います。


しかしながら、これは感覚があるだけで、実際に尿があるということは少ないと言えます。


ですから、ある意味では「気のせい」とも言えるかも知れません。


それでも、高齢になると、残尿感はよくあることなので、原因や改善の方法をシッカリと学んでおく方が良いでしょう。



【最も多い原因は前立腺肥大症?】


男性が残尿感を覚えてしまう原因の一つは、前立腺肥大症でしょう。


前立腺は女性にはないため、これは男性特有の原因と言えます。


前立腺がどうして肥大するのか、その原因は分かっていないのですが、年齢を重ねた男性にはよく見られます。


また、前立腺肥大症になると、残尿感以外にもいくつかの症状が出ます。


まずは、頻尿。これは頻繁にトイレへ駆け込むような状態を言います。


例えば、夜中に何回も何回もトイレに行くような場合は頻尿と言えます。


また、急にトイレに行きたくなって、おしっこが我慢できなくなる「尿意の切迫感」もあります。


こちらも、前立腺肥大症の場合に多く見られる症状です。


この前立腺肥大症については、高齢の男性はほとんどの方に見られる症状です。


50代でも3割程度の方がそうですし、80代になれば9割程度の方が前立腺肥大症と言えます。


つまり、男性であれば、ほとんどの方が前立腺肥大症になる恐れがあると言えますね。



【前立腺肥大症が原因の残尿感を改善するには?】


前立腺肥大症については、60代になれば、およそ半数の方がなっている恐れがあります。


そのため、残尿感を始め、様々な排尿に関するトラブルを抱えてしまうことになると言えます。


では、改善する方法はないのでしょうか?


前立腺肥大症については、いくつかの治療法があります。


また、残尿感を改善するための方法もあります。


治療法は、薬物治療があります。漢方薬や前立腺の肥大を阻害するための抗男性ホルモン薬などが効果的です。


症状が軽度の場合には、水分摂取量を調節するなどの方法もあります。


また、症状が軽いままで一生を終える方もいるので、気になる方は専門医の診断を仰ぐことが良いでしょう。


そこで、自分でできる改善策を紹介しましょう。


まずは食生活を見直すことです。


野菜類などをたくさん摂れる食事にする方が良いため、できれば和食をメインにしてください。


アルコールを過度に飲まないようにしたり、サプリを取り入れたりするのも効果的です。


サプリに関しては、ノコギリヤシなどがよく知られていますし、ドラッグストア、通販などでも手に入りやすいです。


残尿、頻尿でお困りの方は↓



ただし、中には症状が重い方もいます。


夜中に頻繁にトイレへ行ったり、時には突然排尿ができなくなったりする場合もあります。


もし症状が重いと診断された場合には手術ということもあるため、違和感があるくらいの時に医療機関で相談するようにしておきましょう。



【若い人は前立腺炎の場合が多い】


前立腺肥大症については、年齢を重ねることでなりやすいと言えますが、若い方でも残尿感があるという方はいます。


そのような方は、前立腺炎の場合があります。


こちらも男性のみの症状で、特に30代までの若い男性に多い症状です。


前立腺炎では、残尿感や頻尿以外にも、睾丸付近に鈍痛があったり、排尿の際に痛みがあったりします。


このような時には、前立腺炎を疑いましょう。


人間の体は細菌に感染しないように抵抗する免疫力があります。


ですが、この免疫力が低下してしまっている時に、細菌が尿道から入り込んでしまうと、そこで炎症を起こしてしまうことがあります。


つまり、細菌が前立腺で増えることが原因で、前立腺が炎症を起こしてしまうと、前立腺炎になってしまいます。


原因となる細菌は、大腸菌やマイコプラズマ、クラミジアなどがあります。


一時的な前立腺炎は、このような細菌感染が原因となります。


ただし、慢性前立腺炎では、血行障害があるケースが多く、そちらが原因となることもあります。


いずれにしても、医療機関を早期に受診する方が良いでしょう。



【前立腺炎が原因の残尿感を改善するには?】


一般的には細菌感染が原因なので、抗生物質の投与などが有効です。


場合によっては、前立腺の腫れを抑えるために抗浮腫剤や生薬などを使うこともあります。


ただし、細菌感染ではない場合、原因菌が発見できない場合などは、尿を十分に溜めてから排尿するようにしたり、生活習慣を見直したりして改善する方法などを取ることもあります。


年齢から前立腺肥大症よりも前立腺炎が疑われる場合には、まずは医療機関でシッカリとした診断をしてもらいましょう。


その後、前立腺炎と判明した場合には、運動不足の解消など生活習慣を見直すことが良いと言えます。


また、細菌感染が判明した場合には、抗生物質を適切に投与するようにしてください。


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【膀胱炎は男女ともに考えられる原因】


残尿感がある時には、膀胱炎も考えられます。


排尿の後に痛みがあったり、尿が白っぽくなっていたり、血が混じっていたりする時には、膀胱炎と思いましょう。


膀胱炎はよく知られている病気ですが、そのままにしていると高熱が出ることもありますし、腎盂腎炎などになってしまうこともあります。


そのため、適切な治療が必要な疾病です。


膀胱炎は女性の方がなりやすいと言えますが、男性がならない病気ではありません。


十分に注意しておく方が良いでしょう。


残尿感がある時には、膀胱炎も視野に入れて疑う方が良いですね。


膀胱炎の原因は、膀胱に細菌が入ったことにより、膀胱内が炎症を起こしてしまうことで発症します。


また、免疫力が落ちている時になりやすいため、ストレスなどには要注意です。


トイレに行くのを我慢することが原因となる場合もあるため、あまり我慢しないようにしましょう。


軽い膀胱炎の場合は、いつもよりも水分摂取量を増やすことで、排尿の回数を増やします。


それにより、細菌の排出が促進されて治る場合もあります。


ですが、基本的には医師の診断の下、抗生物質などを投与するべきです。


また、途中で抗生物質の服用を中止するなどすると、再発する恐れがあります。


膀胱炎を繰り返すケースでは、別の疾患が考えられます。


特に男性には少ない膀胱炎ですから、膀胱ガンや糖尿病など、別の疾患を疑う方が良いかも知れません。



【まとめ】


男性の残尿感は、ほとんどは前立腺が原因に関係しています。


特に年齢を重ねることで前立腺肥大症になりやすいため、若い時から生活習慣、食生活には十分に注意しておきましょう。


サプリなどを使う方法もありますが、できれば、専門医の診断を仰ぐ方が良いと言えます。


残尿感というのは恥ずかしい気もしますが、別の重大な疾病を見逃すよりは良いと考えて、医療機関を受診するようにしてください。

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