北朝鮮は、日本を始めとした各国の制止を振り切ってミサイルを発射し続けています。

核実験も繰り返していますし、国連決議に反してもミサイルの発射を続けています。

これはなぜでしょうか?

もちろん、北朝鮮の将軍様や上層部でなければ、その真意は分からないでしょう。

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ですが、傍から見ているからこそ、北朝鮮がミサイルを発射している「なぜ?」が分かることもあります。

なぜ北朝鮮がミサイルを発射し続けるのか?そして、核実験を続けるのか?その理由を探ってみましょう。


生きるため?


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2016年5月、北朝鮮では「36年ぶりの党大会」が開かれました。

そこでは世界各国のメディアが招かれましたが、その目的の一つが「将軍様である金正恩氏の体制を誇示する」ことと言われています。

同時に北朝鮮の様子を幾ばくか窺い知ることもできましたが、市民は「困窮していない」ということをカメラの前で明言しています。

もちろん、これが真実ではないでしょう。少なくとも経済的には困窮していることが推測できます。

国連決議に反してミサイル発射を続けているため、多くの国が経済制裁を行っています。

ですから、自由に貿易が行える国と比較すれば、経済的に苦しい立場にあることは間違いないのです。

ですが、経済的に苦しいことを言うのは体制の面目を保つためには適切ではありません。

そこで、体面上は「困窮していない」と言わされているのです。

実は、ここに「北朝鮮がミサイルを発射する理由の一つ」があると推測できます。

経済的に苦しいにもかかわらず、困窮していないと言わなければならない状況をどうやって改善するのか?

この「なぜ?」を考えた時に、一つの答えが見えてきます。それが「他国からの経済的な援助」です。

ミサイルを発射するのをやめる代わりに、経済的な援助をするように仕向けているのです。

実際、日本などから経済的な援助を引き出したこともありますし、このような外交を生きるためにしているとも考えられるのです。

つまり、北朝鮮は「金正恩氏の体制を維持しつつ、経済的な援助を受けるための理由づけをするためにミサイルを発射している」とも考えられるのです。

近年ではミサイル発射に留まらず、核実験も交渉カードに持ち出しています。

アメリカが朝鮮半島での軍事演習をやめることで、これ以上の核実験を行わないという条件を持ち出しています。

これを信じることはできませんが、強かに生きるためにしていることは間違いないでしょう。


各国の分裂を仕かける?


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少し穿った考えになるのかも知れませんが、北朝鮮がミサイルを発射することで「各国を分裂させようとしている」とも考えられます。

北朝鮮の後ろ盾と言えば、明らかに中国です。北朝鮮の主な貿易相手国も中国ですし、そこからの資材が流入しなければ、絶対にミサイルを作ることもできません。

つまり、中国が北朝鮮のカギになっていることは間違いないのです。

そこで、北朝鮮がミサイルを発射した時の対応を考えてみましょう。

国連では非難決議を採択することになりますが、いつも中国は消極的な態度を取ります。

すると、北朝鮮に反対する国は「中国との間に溝」が生まれます。

北朝鮮の話をしていたのに、中国の消極的な態度を非難することに論点がすり替わってしまいます。

その結果、各国は北朝鮮に対して、強硬な態度を取る国と消極的な態度を取る国に分裂します。

この国連の中での分裂を北朝鮮が目論んでいる可能性がないとも言えません。

また、北朝鮮だけではなく中国にしても、そこに対抗するアメリカや日本にしても、それなりの思惑を持って話し合いに参加することになります。

北朝鮮を軸にして、各国の思惑がぶつかれば、自然と分裂することになります。

それが北朝鮮の狙いであり、そのためにミサイルを発射している可能性があるのかも知れません。

もちろん、各国が分裂したら、その後は北朝鮮にとっては都合の良い中国とだけ付き合うという思惑もあるのかも知れません。

ですが、近年は中国とのパイプも切れつつあるようで、このままでは完全に孤立するのかも知れません。

それでも、中国としては、北朝鮮がロシアなどとの関係を深めることは良く思わないため、完全に中国が北朝鮮に見切りをつけることはないと考えられています。


アメリカと対話するため?


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北朝鮮にとって、最も気になる相手国は「アメリカ」です。

朝鮮戦争の停戦後から、北朝鮮はアメリカと直接対話がしたいと考えていることもよく知られています。

つまり、ミサイル発射をすることでアメリカに振り向いて欲しいと考えているのです。

もちろん、アメリカも気にしていますが、北朝鮮と直接対話をすることはミサイル発射による圧力に負けたことになるとして、対話に応じる気配はありません。

このままの膠着状態が続くかも知れませんし、何らかの変化があるのかも知れません。

どちらかが折れるのであれば、直接的な対話に結びつくことも考えられますが、現時点では難しいでしょう。

では、北朝鮮はアメリカと対話をしてどうしたいのでしょうか?

北朝鮮はアメリカに認めてもらいたいと考えていると推測できます。

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なぜならば、アメリカに認められることで「体制の維持」ができるようになるからです。

アメリカに認められると、貿易の面でも経済の面でも、これまでよりも有利になると言えます。

その結果、北朝鮮は一つの国として、今まで以上に発展すると考えている節があります。確実に発展するとは言えないまでも、その可能性はあります。

ですから、北朝鮮はそれを目指して、ミサイルを発射している可能性があるのです。


朝鮮半島の統一のため?


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最後に考えられる可能性は、朝鮮半島の統一のためです。朝鮮半島の統一は韓国も考えていることです。

ですが、朝鮮半島を統一するには、現時点では「戦争」をすることになると考えられます。

なぜならば、両国の考え方は大きく開きがありますし、北朝鮮は「金正恩体制」を変えることはないと考えられるからです。

独裁政権をやめない限りは、朝鮮半島の統一はないでしょう。

しかしながら、ここで朝鮮半島を統一するために朝鮮戦争が再開される恐れがあるとも言えます。再び戦火を交えることになれば、恐らくは「北朝鮮が勝つ」ことになるでしょう。

理由はいくつか考えられますが、最も有力な理由は「韓国が逃げ出す」と思われるからです。

なぜそのように考えられるかと言えば、韓国には前歴があるからです。朝鮮戦争の勃発直後に「山口県に亡命政府を作ろうとした」ことがありました。

つまり、現代でも同じことをする可能性が高いと思われます。

また、韓国のニュースが報道されると、多くのニュースに「賄賂」が登場します。

これでは防衛費も正しく使われていないとも考えられますし、2014年に韓国でフェリーが転覆した際には「最も偉い船長」が客を置いたままで逃げています。

このようなことから、韓国人は上層部になる程に逃走する可能性が高いと考えられるためです。ですから、北朝鮮が朝鮮半島を統一すると考えられます。

しかしながら、実際に戦火を交えることになれば、アメリカが韓国を支援することになるのは間違いないでしょう。

他にも、北朝鮮が非難を浴びることにもなります。しかも、現在の韓国は経済的にも戦争をする余裕はないと思われるため、北朝鮮から仕かけるしか考えられません。

その結果、北朝鮮が世界中から非難されることは目に見えていますので、これは現実的な考えではないでしょう。

ただし、これが「内戦」となれば話は別です。

各国が手を出すことは難しくなりますから、北朝鮮が追い詰められた時にはそうなる恐れもあります。

日本が韓国を支援する必要は全くありませんし、韓国には「北朝鮮と戦争になれば日本を攻撃すると明言している人が多くいる」ので支援してはいけませんが、何らかの形で日本にも影響があると考えられるので、対岸の火事ではありません。

いずれにしても、朝鮮半島を統一することで国力を高めることが狙いだと推測できます。

国力を高めれば、他国も無視できなくなりますし、経済的に困窮することも解消できます。

良いことしかないので、朝鮮半島を統一したいと考えていることは間違いないでしょう。

戦争をするかどうかは別として、各国を挑発する意味合いでミサイルを発射しているのは確かです。

また、来るべき時に備えているとも考えられます。もしかすると、その両方の意味でミサイル発射を続けているのかも知れません。

このようなことを考えると、意外にも北朝鮮は外交が強かであると考えられます。

党大会で各国メディアが振り回されたように、世界中が将軍様の動きに振り回されています。

いずれにしても、各国は互いに協力する必要があると考えられますね。


【まとめ】


北朝鮮がミサイルを発射しているのは、現時点では「経済的な支援」と「交渉する権利」を得るためというのが、大きなウエイトを占めていると考えられます。

ですが、今後はもっとエスカレートすることも考えられるので、予断を許さない状況と言えます。

できれば、ミサイル発射ではなくもっと分かりやすいアピールをして欲しいですね。

なぜと考え込まなくても済むように「対話がしたい」とか「援助して欲しい」と素直に言えれば良いのですが、簡単ではないのでしょうね。

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