【スポンサードリンク】

医師であっても、詳細な検査をしないと分からない病気があります。

ですから、一般の人が自分の病気が分からなくても、何ら不思議ではありません。

それが自分の子供にも起こるかも知れないと言われると、やはり不安になりますよね。

実は、風邪と勘違いして見過ごされやすい病気の一つに「マイコプラズマ肺炎」があります。





症状も風邪とよく似ているため、見過ごしてしまいがちです。しかし、それが自分の子供だったらと考えると、不安ですよね。

そこで、マイコプラズマ肺炎について理解を深めておきましょう。

マイコプラズマ肺炎ではどのような症状が出るのか、原因はどんなことなのかなどを知っておけば、少しでも不安が和らぐでしょう。

万が一の時に慌てないためにも、マイコプラズマ肺炎について、知識を持っておきましょう。


マイコプラズマとは?


まずは、マイコプラズマについて学んでおきましょう。

マイコプラズマとは微生物の一種です。

英語で調べると「Mycoplasma pneumoniae」と出てきます。

日本語で読むなら「マイコプラズマ・ニューモニア」という感じになります。ですが、ネットでも英語関連のページが多く表示されてしまいますので、ネット検索では「マイコプラズマ」がオススメです。

マイコプラズマは、細菌とウイルスの中間くらいのサイズです。そのため、どちらにも属さない性質を有する厄介な存在と言えます。

ですから、ウイルスではないので、細胞の中に入らなくても増殖します。必要なのは栄養だけということですね。


マイコプラズマ肺炎とは?


マイコプラズマによって引き起こされる肺炎が、マイコプラズマ肺炎ということになります。

一般的な病名である肺炎の中でも、10から20%程度はマイコプラズマが原因と言われています。

また、罹患(病気になる)するのは、主に若い方と言われています。

発症のピーク年齢は8歳ごろと言われており、小学生がマイコプラズマ肺炎のピーク年齢と言えます。

そのため、5歳以上で10代のくらいの子供がいる方は要注意です。

もちろん、誰でも感染する恐れはあるため、この年代の子供だけが注意すれば良い訳ではありません。

また、マイコプラズマ肺炎になった方が家族などにいれば、家族全員の感染が懸念されます。

そのため、10代の子供がいる家庭などでは、特に全員で注意しなければなりません。


マイコプラズマ肺炎になる原因は?


マイコプラズマによって引き起こされる疾病が、マイコプラズマ肺炎です。

では、マイコプラズマに感染してしまう原因は何でしょうか?

マイコプラズマは複数種類が存在します。ですが、その大部分が、動物などに寄生しているようです。

また、何らかの形で人に感染した場合、その感染者が狭いコミュニティーの中で感染を拡大させる原因となります。

例えば、学校などで感染者が見つかった場合、学校内などでは感染が広がる傾向にあります。

また、マイコプラズマ肺炎が学校内などで流行している時に、学校に通う子供が発熱したり、咳が止まらなくなったりすれば、マイコプラズマ肺炎を疑って医療機関を受診するべきです。

さらに、子供が学校などで感染すると、それが家庭でも広がることを考慮しておきましょう。

マイコプラズマ肺炎の感染は「飛沫感染」と言えます。感染者が咳をしたり、くしゃみをしたりした時の飛沫が感染経路となる訳です。

この飛沫が原因となるため、学校などでは爆発的に広がる恐れがあります。

原因を完全に取り除くことはできないため、うがいや手洗いを徹底することは言うまでもなく、マスクによる予防などは十分に行いましょう。

流行のピークは冬場と言われていますが、1年を通して患者はいるため、コミュニティー内の情報交換を密にすることが良いでしょう。


すぐに発症しない?


マイコプラズマ肺炎は、感染してもすぐに何らかの症状が出る訳ではありません。

この点は、風邪やインフルエンザに感染した時と同じです。つまり、マイコプラズマ肺炎にも潜伏期間があります。

一般的な潜伏期間は2、3週間程度です。

ですが、個人差もあり1週間で発症することもあれば、4週間で発症したケースもあります。

ですから、自分の周りでマイコプラズマ肺炎が流行した場合は、1ヶ月くらいは警戒を怠らないようにするべきでしょう。

過去には数年周期で流行を繰り返していましたが、現在はそのサイクルも一定とは言えません。冬にかけて注意しておきたい病気と言えます。


【スポンサードリンク】



マイコプラズマ肺炎の症状は?


マイコプラズマ肺炎の主な症状としては、次のようなものがあります。

・乾いた咳(痰が絡んでしまう)

・発熱(37度から39度程度)

・喉の痛み

・鼻づまり、鼻水など

・呼吸困難(呼吸がしにくい状態)

このように、風邪とよく似ている症状が多く出ます。そのため、見過ごされてしまうことも多々あります。

しかも、重症化するケースも少ないようで、感染が広がってしまってから、マイコプラズマ肺炎の流行に気づくことも少なくありません。

ただし、ごく稀なケースとして、髄膜炎、心筋炎なども考えられるため、軽視してはいけないでしょう。

マイコプラズマ肺炎の症状を疑いたいケースとしては、高熱や咳が長く継続する時です。

中でも、激しい咳が長く続いてしまうため、胸部、背部などに痛みを伴うケースが多いと言えます。

このような症状があれば、マイコプラズマ肺炎を疑って、医療機関を受診するようにしましょう。

また、乳幼児期には風邪くらいの症状で済むケースが多く、小学生以上が感染すると肺炎になりやすいと言えます。

つまり、免疫力の強さによって、肺炎になるかどうかが決まるとも考えられています。


マイコプラズマ肺炎の治療は?


マイコプラズマ肺炎の場合、その診断に時間を要すると言えます。

そのため、いくつかのケースでは診断結果を待たずに治療開始となる場合があります。

また、自ら判断するのではなく、咳や発熱が長く続くようであれば医療機関で診察してもらう方が良いでしょう。

治療には、有効な抗生剤が使われます。

マイコプラズマ肺炎には効果のない薬剤もありますが、治療に使われる抗生剤は効果があるので、あまり不安になる必要はないと言えます。

具体的には

「テトラサイクリン系抗生剤」

「マクロライド系抗生剤」

「ニューキノロン系抗生剤」


などを使います。

薬剤によっては、喘息の治療薬と相性が悪いものなどがあります。ですから、治療を受ける場合には、子供の既往歴などはキチンと伝えるようにしておきましょう。

早期に治療を始めると、抗生剤を服用しつつ通院するだけで完治します。

また、2週間くらいは抗生剤を服用する必要があります。この点は医師の指示に従いましょう。


まとめ


最も注意しておきたいのは、小学生の子供がいる家庭です。

子供が感染することで、家族全員に感染が拡大する恐れもあります。また、逆も考えられます。

子供が感染しやすいということは、子供のいる家庭では頭に入れておいた方が良い情報でしょう。

風邪が治らないと思った時には、医療機関を一度受診してみるのが良いかも知れません。それが取り越し苦労でも、重症化してから後悔するよりも良いですからね。

また、早期治療では良薬があるため、必要以上に怖がるような病気ではないことも一緒に覚えておきましょう!

【スポンサードリンク】