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最新のがん治療プレシジョン・メディシン(精密医療)という言葉をご存知ですか?

医師やがん治療を行っている人でなければ、なかなかご存知の方も少ないと思います。

今回は、このプレシジョン・メディシンやデメリットについて調べてみました。

プレシジョン・メディシンとは

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プレシジョン・メディシンとは、患者の個人レベルで最適な治療を分析、選択して施すことであり、具体的には、最先端の技術を使って遺伝子レベルで分析し、適切な薬だけを投与して治療をすることをいいます。

簡単な言葉で表すと個人レベル、しかも遺伝子レベルで分析し、それに合った薬を投与して治療をするということで、個人、個人に合わせたオーダーメイドの治療ができるということです。

今までだと、病気により、その治療法が画一的に選択されていて、この病気には、この治療法という決まりがありました。

それが、個人の細胞を遺伝子レベルで検査分析し、その個体に合った治療をしていくというのですから大きな進歩です。

このプレシジョン・メディシンという言葉を世に広めたのは、アメリカのオバマ大統領 です。オバマ大統領が演説の中で発表した、「プレシジョン・メディシン・イニシアティブ」です。

2億ドル余りの国家予算をつぎ込み、これでまで平均的な患者に合った画一的な治療を、遺伝子、環境、ライフスタイルなど個人、個人の違いを考慮して、効果的ながんの治療の開発促進や個人情報の保護、遺伝子解析などの規制の整備を進めるというものです。

がん治療は、その筆頭にあげられ、遺伝子の臨床研究に基づく国家的ながん知識のネットワークを確立するということです。

これは、アメリカでの話であり、わが日本の話ではないということを頭に置いておかなくてはいけません。

がん治療におけるプレシジョン・メディシン

これまでのがん治療では、手術による病巣の切除、放射線、レーザーによる治療、抗がん剤投与による化学療法、最近では、自己の免疫細胞による免疫細胞療法がありますが、それぞれ、このがんのこの症状には、この治療というような決まりがありました。

しかし、同じがんでも、個人の遺伝子、環境などにより、一概に誰でも同じ治療をして、同じ効果を得られる、また、同じ副作用が出るとはいえません。

このような観点からすると、がん治療におけるプレシジョン・メディシンという考え方は適しているといえます。

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日本におけるプレシジョン・メディシン

日本においても、プレシジョン・メディシンの治療を受けられる病院もあります。

しかし、遺伝子解析によるがん細胞の特定には3段階あって

「保険適用される薬」

「臨床段階の薬」

「特定できない」

の3つです。「保険適用の薬」なら個人の負担も少なく済みますが、「臨床段階の薬」となると、その費用は個人負担となるので莫大なものになります。

また、「特定できない」では、どの遺伝子が異常をきたしているのかが判別つかないものがあるので、プレシジョン・メディシンによる治療そのものが受けられません。

日本におけるプレシジョン・メディシンは、法整備などの観点からも、まだまだデメリットが多いようです。

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まとめ

がん治療は、日々進歩しています。近い将来、いろんな治療法の中から、個人に合った治療法の選択が可能になるかもしれません。

しかし、たくさんの選択肢があればあるほど、決めるのにも悩むのではないのでしょうか?

また、費用面から考えても、莫大な費用をかけて命をつなぎ、その後どうして払っていくか?と悩まされそうな気もします。

お金がないと受けられない治療があると知って、お金が無いことを悔やむ気もします。いろいろな問題がありそうです。

しかし、それでも医療は日々進歩しています。より良い世の中になることを希望します。

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