近年、ゴールデンウィークの頃になると暖かく夏日になることもしばしばあります。

暑くなると、やはり水辺で遊びたくなりますよね。海に行ったり、河川で遊んだりする子供もたくさんいます。

ですが、水のあるところで遊ぶようになると心配なのが水難事故です。

海に限らず、水があるところでは水難事故が付き物です。誰もが水難事故は避けたいと考えていますが、その原因は何なのでしょうか?

原因が分かれば、未然に防止する方法も分かりますよね。

そこで、海などの水難事故の原因を紹介するとともに、その上手な防止策もお教えしましょう。

暑くなれば水難事故に遭う恐れもあるので、原因を知って上手に防止してください。


【スポンサードリンク】



死亡する恐れがある


IMG_6430 [237376]

水難事故は気温の上昇とともに増加する傾向にあります。もちろん、暑さから水を求めてしまうからです。

ですが、大人が付き添っていても、子供が水難事故に遭うケースはあります。また、少し目を離した隙に水難事故になることもあります。

水難事故の件数を見てみましょう。

警察庁生活安全局地域課のレポートによれば、平成26年の水難事故は全国で「1305件」となっています。

また、水難者は「1491人」で、その中の死亡・行方不明者数は「740人」です。

実に半数近くが死亡しています。水難事故に遭った場合、死亡するリスクはかなり高いと言えるでしょう。

しかも、水難事故の発生件数、水難者数も減少傾向にありますが、中学生以下の子供に限ってみれば、死亡・行方不明者数は前年比で増加しています。

推移を見ている訳ではないのですが、前年比で増加していることからも分かるように「注意を怠らないこと」が大事なのは分かりますよね。

子供と水辺に行く時には、十分に注意しておきましょう。


多発する場所と原因は?


IMG_6579 [237355]

上記のレポートを確認すると、明らかに水難事故が多いのは「海」です。

夏になれば海水浴に行くこともありますし、夏以外でも海を見に行くことや潮干狩りなどで海に行くことは多いですよね。

そう考えると、ちょっとした油断から水難事故に遭ってしまっている現実が浮き彫りになると言えるでしょう。

また、海に次いで水難事故が多いのは、河川となっています。こちらも夏などに水遊びをすることも多い場所なので、要注意の場所と言えるでしょう。

ですが、これが中学生以下の子供に限ってみれば、少し様相が変わってきます。

一般のデータでは海で水難事故に遭うケースが多かったのですが、中学生以下の子供の場合は「河川」が最も多くなっています。

さらに、水難事故の総数の半数以上が河川で水難事故に遭っており、 約60%が水遊びをしている最中の水難事故でした。

このことから、中学生以下の子供が河川で水遊びをする場合には、子供たちだけで遊ばせるのではなく、監視できる人や水難事故が発生した場合に救助できる人、救助に使える浮き輪、ライフジャケットなどを用意しておくことが大切と言えます。

万全の準備をしていても、それだけで水難事故が防止できる訳ではありません。完全に防止できる事故がないことは、誰もが分かっているはずです。

それだけに万全の準備をして、水難事故を防止できる施策を取っておきましょう。


海の水難事故の原因と防止策は?


さて、一般的な水難事故を考えると、やはり海の水難事故が最も多いと言えます。

魚釣りなどをしている時が「約25%」を占めているので、魚釣りなどをする時には十分に注意しておく必要があるでしょう。

魚釣りをする時には、崖などの危険な場所は避けるようにして、ライフジャケットを身につけるなど、海中に転落しても助かる可能性の高い準備をしておきましょう。

もちろん、転落しないように気をつけることも大切ですよ。

ですが、魚釣りに次いで多いのは「通行中」です。

海を見に行って、海中に転落する水難事故や車ごと転落する水難事故などが考えられますね。

いずれにしても、海の近くを通る時にも十分な注意が必要になります。

防止策としては、海の近くを通る時には「転落するかも知れない」と普段から考えておくことが良いでしょう。また、必要がなければ、海に近づかないようにしましょう。

そして、特に水難事故で注意しておきたいのが、天候不良の時に海の様子を見に行く行為です。

波が高いことなどもありますので、面白半分で荒れた海に近づかないことです。

荒れている海の様子を見に行って、水難事故になるケースは多いですよね。十分に注意しましょう。


【スポンサードリンク】



海などの水難事故の防止に有効なことは?


IMG_8875 [237357]

海や河川での水難事故を防止するには、様々なことに注意しておく必要があります。そこで、それらを順に解説しておきましょう。

主な原因とは別に、注意不足により水難事故に遭ってしまったケースも多くあります。

その一つが「危険区域への立ち入り」です。

河川でも海でも、遊泳禁止の場所や立ち入り禁止の場所などがあります。

もちろん、看板などで注意を促してありますが、それを無視して危険区域へ立ち入ってしまう方がいます。

危険区域は水難事故が多発している場所だからこそ、危険区域になっています。

この危険区域へ立ち入らないようにしましょう。安全な場所にいても水難事故が起こることはあるのですから、規則はシッカリ守りましょうね。

また、海で遊泳する時には、自分の力を過信しないことも大切です。

プールなどで十分な泳力があると認められている方でも、潮の流れがある海では十分な泳力が発揮できないこともあります。

水深がある場所を避けたり、流れの速い場所を避けたりすることも大切です。

また、友達同士でふざける行為も危険です。抱きつくことで溺れてしまうこともあるので、気をつけておきましょう。

プレジャーボートに乗るなど、海で泳がない場合には「ライフジャケット」を着用することが良いでしょう。

万が一の転落時にも、ライフジャケットがあるだけで随分と変わってきますからね。特に子供には必ずライフジャケットを着用させておきましょう。

友達と海に行った時には、そこではしゃいでしまうこともあります。

いつも以上に飲酒をして海に入るようなことをすると、やはり危険です。アルコールが原因で上手に泳ぐことができなくなります。

飲酒による酩酊状態では、釣りをしても、水泳をしても溺れる危険性は高いと言えます。海や河川では「飲酒を控える」ことが良いでしょう。

そして、体調が優れない場合には、無理をして海などに入らないようにしましょう。

あとは天候にも注意を払っておきましょう。海で天候が急変すれば、落雷などの危険もありますし、海が荒れる恐れもあります。

急に波が高くなることなどもあるため、天候が急変したような場合には、海から離れるようにしましょう。


まとめ


海や河川では、常に流されるかも知れないという危機感を持っておきましょう。

特に中学生以下の子供を遊ばせるような場合には、誰かが必ず監視しておくようにして、危険なことをさせないようにすることも大切です。

万が一の時のことを考えて、浮き輪を用意したり、ライフジャケットを着用させたりすることも大切です。

万全の準備をしていても水難事故は起こる恐れがあるので、準備だけは怠らないようにしておきましょうね。

暑くなれば海などで遊ぶ機会も増えます。くれぐれも注意しておきましょう。

【スポンサードリンク】